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先日、11月の三連休のうち1日・2日と二日かけて大阪に出張に行ってまいりました。
自社製品の初の展示会出品です。
丸まる二日間ずーっとたちっぱなしでお客様対応をしたわけですが、きつかったー。
たちっぱなし。
しゃべりっぱなし。
気を使いっぱなし。
年に何度もあることではないので多少は我慢しますが、それにしてもつらかった。
ただ、冷静に振り返ると勉強になることも多かったです。
まずお客様の声を生で聞けたこと。
普段仕事をしていても自分の会社の製品がどういう評価を受けているかまったく分かりません。
ああいう場所でストレートに商品のいい点・悪い点をがんがん指摘してくれる大阪の商売人の皆様には感謝しております。
中には辛らつなことをおっしゃるお客様もおりましたが、自社の製品に対して無関心よりはるかにいいし、改善の糸口にもなるのでためになる会でした。
それから人的つながりを構築できたこと。
同業他社の社長さんたち(みーんな私より30歳ぐらい年上!)にお会いでき、お話を聞くことで参考になることもありましたし、なによりそういうつながりを多少なりとも築けたことが大きな財産になったと思います。
さすがに私に比べたらはるかに長い期間この業界で社長業をやっておられるわけですので勉強にならないわけが無い。
物の見方・考え方・立ち回り、参考になることは多かったと思います。
そういうわけで、せっかくの連休をつぶして仕事にいそしんだわけですが、かなりの疲労と帰りの新幹線で大量に居合わせた観光客をみて、少し勝ったな、と思えてしまったちっちゃな優越感を手土産に初の出張は無事終了いたしました。
ためにはなったけど・・・
しばらく行きたくないなぁ。
一瞬、これだけ市場が悪いのになんで?と思いそうなものだがよくよく考えると当然である。
現在の東京市場の株価は8千円台前半から9千円台半ば位の間にいる。
この数十年間の間、バブル崩壊後の7千円台が最安値だ。
その当時と比較して今の企業収益は格段に増している。
どんなに不景気といったところでその当時より格段にいい。
そう考えると、現在の株価水準はどう考えても安すぎるということになる。
(これは以前のコラムでも書いた気がするけど。)
そこで個人投資家が、ここはチャンスとばかりに投資を始めようとネット証券に申し込んでいるらしい。
既存の投資家は投資の額が増すことは歓迎すべき事象だ。
私が投資を始めたのは今から10年近く前。
当時はネットバブルの頃だ。
その数年後には新興バブルもあった。
(世の中ではそういう呼び方はしないが、ライブドアショックまでの3年間は新興市場はある種のバブルだった。)
このように書くと、いいことばかりのようだが、実際はまったく違う。
確かに始めたらすぐにバブルに乗って年利50%~120%ぐらいの間で儲けた。
しかし、儲けをさらに投資にまわし、投資額も2倍、3倍としていったあたりからおかしくなった。
(僕の場合は最大、投資を始めたときの10倍の額を動かしてました。。。)
たとえば100万円で投資を始めたとしよう。
50万円の株を2株買ったとする。
保有株化が上昇して100万までいったとする。
すると、口座は200万になる。
利益率は100%、利益は100万だ。
これはチャンスだと思い、利益分をさらに投資にまわし、さらに貯金もつぎ込んで、保有株を300万にしたとしよう。
50万で購入した2株と、
100万で購入した1株で合計3株、300万円分を保有していることになる。
このとき、市場が急な暴落をしたとする。
保有株は株式投資を始めたときから上昇した分を帳消しにする、50%の下落をしたとしよう。
普通に考えれば利益分が減るだけだ。
でも投資利回りをさらに上げようとして投資額を増やしてしまっていたために、
損失額は50万で購入した2株については±0、しかしながら100万で購入した1株については50万の赤字だ。
つまり、一度は100万の利益を出していたものが、急に50万の赤字になるのだ。
これは何も大げさな話ではない。
実際に今回の大暴落の中で起きたであろう話だ。
さらに、信用取引枠を利用して、100万の元手で3倍の300万分取引をしていた人はもっと悲惨なことになる。
(信用取引については株式投資サイト等をご参照ください。)
今という環境はチャンスなのか、ピンチなのか。
結局それを決定するのは自分次第だということだ。
確かに現在の世界情勢における、株式市場の暴落はキャッシュポジションが多い人にとっては非常なチャンスかもしれない。
一方で、すでに市場に参加している人にとっては大ピンチだったかもしれない。
でもどちらの立場にせよ、自分の行動ひとつでチャンスにもピンチにもなるということだ。
今回ネット証券の口座を開いたという人は私が言うのもおこがましいが、投資に関しては素人の人がほとんどだと思う。
(もちろん、すでに暦は長いがネット証券は初めて、という人も多くいるとは思うが。)
このような人たちが、勝てるか、負けるか。
それは、自分の目標利益を見失わず、欲に負けず、地合に振り回されず、自分の考えに従うという強いハートをもってクールに取引することができるかどうか。
ここにかかっているような気がする。
一時的な利益で喜んで欲に負け、より大きな負けを出さないよう、十分なリスク管理をすることだ。
安易に投資を始めるのは大怪我をする。
もちろんラッキーで儲ける人もいるだろうけど、長続きはしない。
苦労して稼いだお金を全て失う可能性があるということを肝に銘じるべきだ。
ネット証券が流行!みたいなニュースがメディアで取り上げられることにちょっとした不安を覚えたので記事にしておきます。
これから口座を開いて投資を始めるみなさん。
チャンスにすばやい行動をするのは◎。
でも欲を出しすぎてやけどしないよう、ご注意を。
ついに販売停止になったようですね。
そもそも、なぜこういうことが起きてしまうのでしょう。
この10年の間に死亡事故は10数件起きてますから、当然消費者側ものどに詰まらせる危険があることは承知しているのです。
おまけに、パッケージには注意喚起をする文字もあるし、形を変える努力もしてらっしゃる。
食品業界にいる人間なら分かると思いますが、製品の型を変えるということは工場の型を全て変える必要があり、莫大なお金がかかります。
それを企業努力で形を変え、何とか存続を試みたのでしょう。
そこに来て、あほ家族による死亡事故。
あのね、蒟蒻ゼリーを凍らせた状態で乳幼児に与えればどうなるかぐらい想像つくでしょう。
何かあったら自分の非を認めずに訴える。
妙なところだけアメリカンナイズされたこのイカレタ国民には天罰を。
しかし、それ以上にいただけないのが野田聖子。
ちょっと前まで自民党を追い出された分際で今では腐っても大臣ですか。
まったく困ったものです。
あんな馬鹿議員を選ぶ岐阜県民も困ったもんです。
だいたいね、規制ってのはおかしいでしょう。
販売停止に追い込むって政治家のやることかね。
選挙前の実績作りですか?
まったくもって理解不能。
お餅ものどに詰まります。
飴玉だってのどに詰まります。
のどが細けりゃよくかまないで食べたお米だってのどに詰まります。
小さい子は何でも飲み込む習性があることを考えるとありとあらゆるものが危険です。
業種をかえるなら、車は人身事故を起こすから乗るな、ということになります。
バイクは視界が狭いから禁止になります。
もしくは、危ないから完璧に防護された服でも開発されんじゃいないですかね。
んで、それの着用義務化。
だいたいね、消費者が選択できるものを規制するぐらいなら、中国産の毒物でも規制してくれ。
売っているものが毒物かどうかを判断して選ぶことができないのだぞ、こっちは。
というわけで、野田聖子が心のそこから大嫌いです。
そうそう。
規制といばパチンコ・スロット業界もひどいね。
五号機ってのが現れてからスロット屋が何件もつぶれてますし如実に人口も減ったようです。
これは政治的な思惑見え見え。
いやだねぇ。
蒟蒻畑にしてもパチンコ業界にしても、やらなきゃ済む話。
食べなきゃ済む話。
すべて選択権は国民にあるはず。
例えばタバコが規制されるのは分かるのよ。
副流煙の問題とか、歩きタバコやらくわえタバコで選択権なく迷惑がかかるからね。
喫煙場所が一定の場所に限られるってのは理解できる。
でも選択権がこっちにあるものを規制されるのは納得いかねー。
政治家ってのはどうして利権でしかうごかないんだろ。
どうせ利権でしか動かないならもっと正々堂々と私は○○業界のためにがんばります!
って旗でも揚げたらいいんだ。
わかりやすい。
こんな時代だからこそ、政治家の政治力とやつらの行いを見抜く国民の目が問われますな。
でも今日もそんな相場のことです。
今日、日経平均は300円程度の下げで場を終了いたしました。
昨日のダウの下げっぷりに比べればまだましだとはいえ、
一時は節目の1万円も割り込み、ここ4年間の中では過去最悪の状態となりました。
とはいえ、全体的に寄り底で、陽線がでて終了した銘柄が多かったように思います。
昨日、1万円を切ったあたりで買いを入れようと記事にかいておりましたが、事実その後反転上昇した銘柄は多かったように思います。
こういうときは相場の調整が終わったと認識することが非常に多いです。
そうなると、ようやく調整終了!!
予想があたった!
と喜びたくなるのですが、どうも僕の本能がそうはさせてくれません。
これはあくまでも短期的な調整の終了ではないか?
そう感じています。
(昨日の記事にも書きましたけどね。あくまでも短期的な調整の完了)
つまり、本格上昇はまだ先だと考えております。
残念ですが。
相場の感覚を申しますと、今週・来週といった超短期で考えて本日を下回ることはないかもしれません。
でもまだ金融不安は何も解決しておらず、実体経済は音を立てて崩れている最中だ、ということが引っかかるのです。
そして、これは一国の問題ではなく、世界大恐慌だということです。
以前私が記事に書いたとおり、もうすぐ阿鼻叫喚を聞くことになるというのは昨日・今日で実現しました。
追証の祭りも感じました。
反転上昇も見ました。
底打ちを認識するには十分です。
でも。
そんなにすぐに解決する問題ではないような気がします。
去年の夏のようにいったん戻りつつ結局下落していくのではないか、そんな恐怖心を感じています。
長期で投資をしている方は、安易に飛び乗って怪我をしないようお気をつけください。
短期の方はこの荒波を楽しみましょう。
もちろん、個別銘柄では絶対に勝てる銘柄もあります。
上手に取引しましょう。
後日検証するために、今私の考えがどうあるかを残しておきたいと考えております。