忍者ブログ
仕事のこと・日常のこと・思うことをつらつらとかきつづる日記。
 カレンダー
12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
 フリーエリア
 最新CM
[02/24 quadrifoglio]
[01/15 quadrifoglio]
[12/12 quadrifoglio]
[12/08 quadrifoglio]
[11/06 quadrifoglio]
 最新TB
 プロフィール
HN:
taka
性別:
非公開
 バーコード
 ブログ内検索
 最古記事
 アクセス解析
 アクセス解析
 カウンター
 FX NEWS

-外国為替-
 お天気情報
Sat.01/18. 2025
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Fri.08/29. 2008
 
昨今の日経平均株価は延々と右肩下がりだ。
 
思い起こせば去年の今頃サブプライム問題が発覚したころは、この状況はかなり危険という人と、いやまた戻すでしょうという人と半々程度だったように思う。
 
今はどうか。
石油高を初めとした資源高の問題、サブプライムの問題、中国を初めとした新興国の成長頭打ち感、グルジア地域を初めとした冷戦構造の再燃、日本国内に限った話で言えば不動産地価の急落、政治無能による心停止状態の継続、資源高に伴う値上げラッシュ、国内景気を牽引してきた輸出関連企業の業績悪化、枚挙に暇がないほど暗くて重い話題が世を蔓延している。
 
こういった情報をメディアが脚色して扇動するおかげで、一般人の頭の中は悲観一色か?と思ったが、どうもそうでもないらしい。
一方でまだ日本は大丈夫という意見も聞く。
日本は先駆けて売られすぎているから、とか、テクニカル的に底の圏内だ、とか。
 
結局のところ悲観7割楽観3割といったところではないか。
 
 
 
以前、株式市場でバブルが崩壊した後、日経平均は高値の約38千円から一気に19千円付近まで暴落したことがある。
 
しかし、この状況でもまだもどる、日本は大丈夫だろうと思っている人が相当数残っていた。
(当時の日本はJapan as No1という思いで調子に乗っていたのだ。)
その証拠に翌91年には株価は27千円程度まで回復する。
景気や実体経済とは無関係に株価が期待のみで上昇したのだ。
 
この後10年近くかけて楽観者が多数いる状況はまだ底ではないことがえてして多いという現実を知ることになる。
 
逆にITバブルが崩壊した2003年。
このときは全員がバブルの崩壊を経験していたため、また悲惨な状況の再来だと考え、悲観一色にそまった。
ところが、その年を底値に日経平均は2007年、アメリカのサブプライム問題勃発まで4年間上昇を続けた。
(日本国内だけの事情で済むのであればもう少し上昇できたろうに・・・。)
 
このように、人の思いとは裏腹に物事は動く。
凡人の感覚と世の中を動かしている一部のものの感覚の差がこういった事象を生んでいるのかわからないが、人の行く道の裏側にこそ真実がある場合が多い。
 
話は戻るが、先にも述べたとおり、日本の株式市場は今が底だという意見がある。
これは希望的観測ではなかろうか。
 
ここ2年くらいの間に投資を始めた人(団塊の世代の退職金やら、2,3年前まで好調だった日経平均を見て参入者が増えたと想定する。)が、多少の損を抱えまだ耐えている状態で、希望的観測を述べているに過ぎないのではないか。
もしくは「まだ大丈夫だよー」といって市場に縛り付けてその人たちを完全に叩きのめすために、誰かが嘘を言っているのではないか。なーんて思ってしまう。
 
 
実は僕は、この先、阿鼻叫喚が吹き荒れ、新規参入組みの大多数が大打撃を受け市場から退場したあと、チャンスがやってくると思っている。
もうすでに結構な数が市場から退場したと思うが、仕上げまではもう少しだ。
 
いろいろな膿が顕在化し、世論も含めて全員が絶望感に浸った頃に動き出す。
それまでは勉強をひたすらし、来るべき日に備えて蓄える。
 
それが最も賢い選択だと思う。
PR
[28] [27] [26] [25] [24] [23] [22] [21] [20] [19] [18]
この記事にコメントする
∥name∥
∥title∥
∥color∥
∥mail∥
∥URL∥
∥comment∥
∥pass∥ Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

[secret_check]
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする
小さな会社の社長つれづれ日記 (c) taka
ILLUSTRATION by  nyao
忍者ブログ [PR]